2014年7月
食をご提供することについて、
食した人が得であり、
食さなかった人が損である。
それが理想だ。
食することにお金が必要としても、
食さなかったことにお金が残ったとしても、
食した人が得である。
それが理想で現実だ。
音楽、文化、全ての商業においてもそう思う。
少し前にカフェ本の取材があり、今年上半期で三冊目で、
開業14年目の店にとって、今もこうやって機会を頂けることは、
本当に有難いことです。
ライターさん、カメラマンさんもとても人柄の良い人で、
良い時間を過ごさせて頂けました。
本を出版される会社、音楽を発信するミュージシャン、
文化を伝える映画館、様々に業種はあり、
私は、食をご提供する店の人であるので、
出来る限り多くのかたに、私のご提供するするものを
食して頂きたいという願望はあるのだが、
だからと言って多くの人が無駄に存在するエリアで
ご提供をすれば良いということでもないように私は考える。
損得で表現をするならば、
今日一日、一円も使わなかった人が得ではなくて、
店が提供をしている食、ライブに時間、お金を使った人が得である。
その得をご提供する。そんなことが理想のようにも考える。
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