dialy: 2010年1月

以前から気になっていた飴屋へ足を運ぶ。

ガラスケースには、たくさんの種類の飴が輝く。 

決して安くはないが、長い年月、店が守ってきた味と雰囲気を楽しむ。

 

明日なのか、一年後なのか、十年後なのか、

多くの人の未来には必要とされていない存在。

私も含めて消えてしまうことは確かだ。

大切なことは、思い続けること、

消えてなくなってしまうまで、思い続ける。

 

真っ黒な世の中で輝こう。小さなミルクボールのように。

今年からお世話になっている水澤農園さんの野菜が好評で、

毎日の寒い身体を温めてくれる。

農園からいただく野菜は出来たままの姿でいただくわけで、

小カブラ、聖護院大根の葉は、私の夕食になる。

農薬をひかえて作って頂いたニンジンの葉は、

パスタの飾りつけに使う。

季節に合った野菜は、目にも心にも優しく美味しい。

今までバタバタと時間を急いていた買い付けが、

楽しくて仕方がない。

明日は油店へ、また新しい味を探しに。

 

世の中には、まだまだ知らないものがたくさんある。

年明けからの準備に、

店の備品なども少し新しく購入。

 

明日には、野菜の仕入れ、

年始の営業再開への食材の準備も。

 

買うことは信じることである。

食に投資して頂くことも同じ。

信じて頂ける店作りを。

年も明け、ゆっくりと生活が始まる。

初詣に行って、毎年変わらず願うことと、

今年の新たな思いも願う。

 

今年願うことは何なのだろうか。

今ある現実の先の未来なのか、

想像もしていない未来なのか。

 

今年も一年、一瞬一瞬のSOLE CAFEを

宜しくお願い致します。