ミルクボール。

以前から気になっていた飴屋へ足を運ぶ。

ガラスケースには、たくさんの種類の飴が輝く。 

決して安くはないが、長い年月、店が守ってきた味と雰囲気を楽しむ。

 

明日なのか、一年後なのか、十年後なのか、

多くの人の未来には必要とされていない存在。

私も含めて消えてしまうことは確かだ。

大切なことは、思い続けること、

消えてなくなってしまうまで、思い続ける。

 

真っ黒な世の中で輝こう。小さなミルクボールのように。