dialy: 2011年9月

所用で滋賀に足を運ぶ。

車で行ったが、あえて近江鉄道に乗る。

しかもあかね号。夢の車両だ。

二両編成が、田んぼの間を走る。

何年ぶりかな、懐かしいな。

帰りに、だるまや製パン所のサンドパンを。

ニッキ餅も買ったりして。

 

古い黄色い車両が、とても輝いて見えました。

サツマイモの芽がまっすぐに伸びる。

雨の日も、暑い日も。

変わらずまっすぐに伸びる。

サツマイモは、とても賢いんだなぁ。

 

ひろし

この人は変わっているなと思う人がいる。

変人だ。かなりきれている。と思っていた。

あるとき、スーパーで買い物をしている姿を見かけた。

一言でいうと、普通だ。

世に溶け込んでいる。から回らない。

思ったより柔軟性があるようだ。

日頃、変人を演じているようだ。

やるなと思ったが、すきを見逃さなかった。

やるのは僕だ。僕の勝利だ。

 

おかしいのは僕なのだ。

水澤農園さんで野菜を分けて頂くようになって、

自分自身の食の感覚も変わってきたように思う。

野菜を食するとき、

野菜が成長し、根、葉、実が成形されていく過程を感じるように、

食を楽しむ。

あごを使って根菜の硬さ、軟らかさを感じる。

舌を使って葉の舌触りを感じる。

歯を使って実の食感を感じる。

食を楽しむ。

 

食も楽しいですよ。

ライブに足を運んで頂いたお客様から手紙を頂きました。

封筒にはお子様の字で、「村田さん、ありがとう」と書かれてました。

我々二人の似顔絵も書かれてました。

 

ライブの運営には、楽しいことがたくさんあって、

また、厳しいこと、投げ出したいこともたくさんあります。

小さなキャパであることが、小さいなりに、

その少人数の個々の価値観のバランスに難しさを感じます。

 

良かったこと、悪かったこと、

様々な環境(ネット等)で目にすることもありますが、

実際、ストレートなものは届いて来なかったりで、

自己満足であり、自身の価値観、ルールを基に判断をするしかない。

それが、この規模のカフェ、ライブの運営であると思ってます。

 

僕の目指しているものは、本当に小さな世界観で、

手に届く、声の届く世界観。

 

本当に本当に失礼な言葉になってしまいますが、

わかって頂けないかたは、

わかって頂かなくても良いので、関わって頂きたくないと、

そんな極論さえも考えることもあります。

失礼ですね。子供じゃないのに。

 

手紙を頂いたときに、キュンとなった気持ちは、

何かを後押しして頂いたように思います。

宝物がまた一つ増えました。