せっかち。

 毎年この時期になると、

日頃足を運んでいる店、知人の店、また、店の前を通るだけの店、

多くの店での閉店話を耳にする。

店を閉められる理由は様々で、決してネガティブな事ばかりではないが、

その店が自分にとって大切な店であったのならば、

人生の中で、大切な店、環境が無くなっていくことはとても生き難いことである。

十数年前辺りから、自身の周りの生活環境への意識から、

自身がお客という立場での店の利用についてはとても的確に選別をするようになった。

しかしながら、全く微力であるので何も追いつかないのが現実だ。

無くなりそうな店にはせっかちに足を運ぶようにもなった。

 

今日も一軒の閉店の案内を受けた。人生の楽しみが一つ減る。

ただそれだけで世の中的には何も変わらない。