アップルパイ、実は欲しかったんですねん。

カウンターしか無い喫茶店へ足を運ぶ。

常連らしき方々がまばらにおられたので、端の席へ座った。

私の逆端の常連が、

「アップルパイを焼いてきたんやけど食べる?」と、他の常連に配り出す。

アップルパイ配っとるけど良いのか、マスター?

「うわうわ、こっちにもまわってくる勢いや~」と心の声の私。

しかしながら、私のすぐ横の常連の「アップルパイ嫌いやねん。」の一言で、

流れが止まる。その後、嫌いな理由を十数分語りよる。やるやん、オヤジ!

その間に珈琲飲み干したる。

アップルパイ、さようなら。

 

皆さん、個々で楽しみましょう。